うつ病、うつ状態

認知療法などの精神療法を主体に行います。薬物療法も補助的に用います。

「気分が落ち込む」「意欲・気力がなくなった」。当院を受診される中で一番多い訴えです。さらには、「夜も眠れず食事も喉を通らない」「仕事や家庭生活もしんどく、わけもなく涙が出てくる」など。

このような症状は、うつ病やうつ状態と診断され、抗うつ剤が処方されるのが一般的でした。しかし近年は、抗うつ剤による薬物療法を必要とする本格的なうつ病は少なくなりました。当院でも、仕事や対人関係のストレスによる反応性のうつ状態(適応障害)や軽症のうつ病がほとんどです。

治療は多くの場合、薬物療法よりも認知療法などの精神療法が主体となります。休養も大切です。場合によっては休職などの環境調整も必要となります。

<注意> 頻度は少ないですが、妄想や切迫した自殺念慮を伴うような重症のうつ病には抗うつ剤を中心とした薬物療法が必須です。こちらも参考にしてください。